HDDの最大容量が80TBになる!4K8K録画は次世代HDDで決まり?

ハードディスク

やないさんによる写真ACからの写真

HDDからSSDのはずだった⁉

 今やパソコンのみならず、レコーダーやテレビ録画用記録メディアとして大きく飛躍したのがHDD(ハードディスクドライブ)です。DVDやBDなどの光学ディスクもありますが、記憶容量として大きいHDDの方が一段上であります。そのメモリー市場で最近、急速に需要が増し、HDDに迫ってきているのがSSDであります。

SSDは半導体メモリーの一種で、SDカードやUSBフラッシュメモリーと中身は一緒です。そのSSDの最大の利点が、圧倒的な小型さと読み書き込みの速さ、静音性にあります。構造上はHDDもDVD、BDも円盤型のディスクを回転し記録しますので、物理的に書き込み、読み込み速度に限界があります。しかも、回転音が発生してしまう事が欠点があります。

SSDの場合はそれがないのと、スマートフォンやタブレットなどの高性能の小型の端末には、打ってつけの記録メディアとなるわけです。しかし、そのSSDの最大の難点がコストの高さにあります。記録メディアとしてはコストパフォーマンスが高いHDDがリードしている状況であったのです。

ここのところは、SSDの健闘してきていて、記録容量における単価も下がってきています。パソコンやPS4でもHDDからSSDに換装する方もいたり、PS5ではSSDが標準搭載される事からも時代の流れはHDDからSSDが確実だと予測していたのです。価格的にもSSDもHDD同等レベルには近づいていたわけですから、性能面で高いSSDがこれから主導していく事になるだろうと思うのも当然だったのです。

次世代HDDは80TB!


 ところが、昭和電工からHDDの次世代技術が開発されました。それが熱アシスト磁気記録(HAMR)というものです。従来のHDメディア記録密度が約1.14Tb/in2であるのに対し、HAMR技術を使用した場合、将来には5~6Tb/in2を実現できるということです。

HDDにはプラッタと呼ばれる磁気ディスクが数枚、格納されており、それら全部合わせて記憶容量になります。パソコン内蔵ハードディスクや外付けハードディスクとしてよく使われる3.5インチHDDの場合、1台当たり70~80TB程まで飛躍的に記録容量が上がる事が想定されています。現在の3.5インチHDDの最大記憶容量が16TBである事を鑑みれば、その5倍でもある80TBはまさに次世代HDDと言えるでしょう。

 現在の感覚で言えば、3、4TBもあればテレビ番組を録画するにも十分すぎる容量ではありますが、今後80TBほどの容量がどこで必要になるかと言えば、4K8K放送録画や4K8K記録メディアになるでしょう。
4K8Kともなると1TBで22時間ほどしか録画可能ではありません。しかも、ブルーレイディスクの最大容量規格のBDXLは1枚で128GBで、8K放送を2時間ほどしか記録できません。ブルーレイディスクの次世代光学ディスクにアーカイバルディスクが研究、開発されていますが。1枚あたり最大でも300GB~1TBでありますので、やはり、80TBのHDDは次世代にふさわしい魅力的な記録容量ではあります。
SSDもようやく単価が下がって来た矢先のHDDの容量アップはSDDを突き放す事態となりました。またしてもメモリー市場の覇権争いでリードしていくのはHDDとなるのでしょうか。

そもそもメモリーはそれほど必要か

 かつて半導体メモリー市場で世界シェア率の高かった日本ですが、それが見る影もないほど後退してしまったのは、韓国勢の躍進です。今もキオクシア(旧東芝メモリー)などが健闘していますが、やはり韓国のサムスンの勢いは今後も止まらないでしょう。
主にSSDなどの半導体メモリーの使いどころは
、パソコンやスマートフォンのメモリーになるかと思いますが、そもそもそれらにそれほどのメモリー容量が必要なのでしょうか。
時代は5Gです。通信環境が整ったところで、メモリーの必要性はそれほどないのです。インターネットでブラウザ閲覧にメモリーはそれほど使いません。メモリーが必要になるのはデータ量の多い映画や動画を視聴する時ですが、ダウンロードして、わざわざメモリーに保存して視聴するでしょうか。今では大部分ストリーミング再生機能を使って視聴するはずです。
メモリーに落としてから視聴するのはネットが使えない飛行機に乗った時のフライト中くらいでしょう。空港で2時間の映画も数秒でダウンロードできるような実験を行っていたのはこのためだと考えられます。
つまり、5GやWi-Fiの整った環境下においてメモリー容量の大きさは電子機器を使う上での必須条件ではなくなるのです。
しかし、根幹の記録や保存としてサーバーやデータとしてのメモリー容量の拡大は、今後もさらに重要していく事は考えられます。ビックデータを扱う将来において、記録メディアの容量は需要が増していく事でしょう。そうした時、今回のようにHDDの記録密度が向上し、記録容量の大幅な増加はなくてはならない技術となるでしょう。
お読みいただきありがとうございました。
引用
昭和電工ホームページ
samuraijin
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