ハイビジョンテレビでも、最新ゲームにおすすめな理由!

ゲームに、テレビは必須条件!

最新ゲームのPS5は4K高画質や120fps高フレームレートに対応していますが、それに合わせて4K/120Hzのハイエンド4Kテレビを購入しないといけないとなると、PS5の本体価格もさることながら、かなりのコストが掛かってしまいます。

ならば、PCゲームに切りかえ、比較的安い4Kディスプレイモニタでもすれば良いわけですが、それでもコストが掛かり、一般的なユーザーとしては、ハードルの高いものです。やはり、コンシューマ向けの家庭用ゲーム機において、テレビこそがPS5が普及していく鍵となるわけです。

やはり最新ゲームには、4Kテレビ⁉

とはいえ、テレビ自体が昔からすれば安くなり、たとえ4Kテレビでも、かなり低価格化が進んでいるとはいえ、あえて、まだ使えるテレビを処分してまで新しいテレビにコストをかけ、購入する気にもなりません。そのため、PS5も購入したところでテレビに合わないとか、宝の持ち腐れになるだけだと思い、次にテレビを購入する時まで、待っておこうとする考えも自然と浮かんきます。

しかし、実際のところ、そうなのでしょうか。PS5に4Kテレビは、必須でしょうか。確かにPS5は4K/120p対応を謳ってしますが、それは限られてた一部のソフトであったり、瞬間的にそのような描写が可能になるだけの話で合って、本当のところは、その条件は稀である感じはします。実質的に、フルHD解像度のPS4と変わり映えしないように見えてしまう原因があるからです。

ゲームにおける4Kの定義とは⁉

その理由は、ゲームという大前提があるです。4Kや120fpsという言葉に、ゲームであるという前提を忘れ、魅了されてしまいがちですが、それは、最新4Kテレビの仕様であって、放送などの映像だけならば、以前のハイビジョンテレビも凌駕するものとなるものでしょう。

しかし、ゲームにおいても同じことが言えるかと言えば、そうとも限らないのです。それは、ゲームが3Dグラフィックによるポリゴンで表示されいるからです。ポリゴン数が多ければ多いほど、より滑らかな線になり、より自然な描写、つまりリアリティのあるグラフィックとなれるわけです。

ゲームの進化自体、そのポリゴン数を増やすことであったため、いかに処理能力を高くしていけるかが、ゲーム開発の歴史でもあったわけです。よって、ポリゴン数が多くなければ、いくら高画質だろうが、意味はなく、点と点を結ぶ線の数が同じであれば、いくら点の数を多く表現できようが、その線の数に変わりがないのです。

昔の初代プレイステーションのグラフィックが角ばっているように、それをハイビジョンテレビでしようが、4Kテレビでしようが、変わり映えしないように、ゲームのおいて4Kの真意はどこにあるか考えなければならないでしょう。極端に言えば、昔の2Dのゲームをわざわざ最新4Kテレビでしようと思いますか。多少、はっきり、鮮やかになるとはいえ、ただ、シャギーの強いドットが協調されるだけです。

ゲームは、解像度よりもポリゴン数!

それを考えると、最新のPS5は4Kテレビの見合うだけのポリゴン数があるのかが疑問で、4Kテレビの解像度がポリゴン数の物足りなさを誇張し、逆に角を目立たせるだけの結果になっているかもしれません。幸い最近のオープンワールドのゲームなどでは、都市部のビル群を背景にしているため、直線的な描写が多く、あえてそうしているかはわかりませんが、ポリゴン数が少なくでも、高画質なところが強調される傾向にあります。

ポリゴン数が少なければ、処理に負荷も掛からず、スムーズに表現されるため、フレームレートも上げられ、より滑らかな映像として見えてしまいますが、ただ、それはごく一部のかぎられた範囲で可能であって、常時、4K/120pとは限らないのです。

逆にいえば、4Kアップコンバートだとしても、処理に負担がかかるため処理に時間がかかり、遅延や描写が追い付かないブロックノイズのようになってしまうため、4K出力には、けっこうリスクもあるのです。PCゲームなどしている方ならば分かりますが、その場合、解像度を下げ、処理に負荷のない条件までフレームレートを安定させ、快適な状態に設定するのが普通です。それを、PS5などでは、自動で切り替えるとしても、もたつきがでてしまい、パフォーマンスが低下することになるでしょう。

バランス的に、ハイビジョンテレビが優秀!

つまり、ゲームにおいて解像度にこだわるのは、ポリゴン数の二の次であって、これ以上、表現が不可能な域に達した時、高解像度の恩恵があると考えるほうが理にかなっているのです。PS5では、確かにPS4からポリゴン数も増え、劇的な進化を遂げましたが、遅延や反応などの全体のバランスを考えた時、ハイビジョンテレビでも十分なのではないかと考えられるのです。

静止画のような一時的な描写においては、PS5、4Kテレビのコンビネーションに敵うはずもありませんが、ゲームとして考えると、ハイビジョンテレビが安定的な描写が可能である感じがするのです。実際、PS3のハイビジョンから、PS4のフルHDに移行した時でも言える事で、それほど変わり映えしなかったのは、ポリゴン数の方が重要だからだったのです。

そのためには、処理能力、性能が劇的に進化する事が肝になってはきますが、それほどのハイスペックのものは、現実的にはまだ考えづらいものです。実際、4K/120p対応を常時、実現しようものなら、今の最新PCスペックが必要なくらいで、かなりコストも掛かるはずです。

何より、電気代が凄いことにもなるでしょう。ファンの爆音が止まらない事態です。

電気代と言えば、ハイビジョンテレビのメリットとして、小型のテレビであるという事です。大型の4Kテレビよりも小型のハイビジョンテレビの方が電気代が掛からず、まして長時間使用のゲームには、より消費電力の少ないハイビジョンテレビの方が経済的であるはずです。

まとめ

まとめると、最新ゲームに4K解像度がオーバースペックになるどころか、足かせになる場合もあり得るかもしれないという事です。実質的なポリゴン数や処理のもたつきによる遅延やラグを考えれば、最新ゲームは4Kテレビの解像度をフル活用するほど、性能があるのかという疑問と、ポリゴン数的にもハイビジョンテレビのあたりが妥当で、遅延や電気代などの遊ぶ環境からしても小型のハイビジョンテレビの方が現実的ではないのかと思うのです。

samuraijin
ゲーム未分類

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